サクリファイス [日記]
「Suntory Saturday Waiting Bar Avanti」で以前、紹介していたので読んでみました。
自転車のロードレース小説です。
サスペンスの要素もあります。
近藤 史恵さんの小説は初めて読みましたが、非常に読みやすく読んでいるときに情景が浮かんで
きます。映画にしたら面白いような気がしますが難しでしょうね。
自分のためではなくチームのために自分を犠牲(サクリファイス)にして走る。
一位になることでなく自らを犠牲にすることで主人公が開放感を得られる姿にとても
共感できました。
一位になることを望む人もあれば、永遠のNo.2で満足する人もいます。
続編の「エデン」も出ていますがまだハードカバーのみです。
文庫になったら読みたいと思います。
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